スワップポイントとは、FXでポジションを翌日に持ち越したときに発生する金利調整額です。2国間の政策金利の差をもとに計算され、毎日決まった時刻に口座残高に加減算されます。
高金利通貨を買い・低金利通貨を売るポジション。持ち越すたびに口座にスワップが入ってくる。
逆のポジション。持ち越すたびに口座からスワップが引かれる。長期保有ほど損失が積み上がる。
裁量トレードであれば「スワップがもったいないから今日中に決済しよう」という判断ができます。しかしEAはプログラム通りにしか動きません。ロジックが「保有継続」と判定すれば、スワップコストがどれだけ積み上がっても保有し続けます。
多くのバックテストツールはスワップコストを正確に反映しません。バックテスト上で月利5%でも、実際の運用ではスワップコストで月1〜2%削られるケースがあります。
5通貨ペアを同時稼働していれば、スワップコストも5倍になります。1銘柄あたりのコストは小さくても、積み重なると無視できない額になります。
EAは曜日を問わず動き続けます。水曜夜にマイナススワップの銘柄を保有していると、その週だけで大きなコストが発生することがあります。
スワップフリーとは、ポジションを翌日に持ち越してもスワップポイントが発生しない口座・サービスのことです。元々はイスラム教の「利息を取ってはいけない」という宗教規範(シャリア)に対応したイスラム口座として普及しましたが、現在は宗教に関係なく利用できる業者が増えています。
- 持ち越しコストがゼロ
- バックテストとリアルの乖離が小さくなる
- 複数EA同時稼働でもコスト増加なし
- 水曜3倍スワップの心配がない
- 業者によってはスプレッドが広い
- 対象銘柄が限られる業者もある
- 申請が必要な業者もある
- プラススワップも受け取れない
「スワップフリー対応」を謳う業者でも、内容は大きく異なります。EA運用で選ぶ際は以下の4点を確認してください。
「イスラム口座への切り替えが必要」「サポートへ申請が必要」という業者は手間がかかります。デフォルトで全口座タイプに適用されている業者が理想です。
仮想通貨のみ対象・株価指数のみ対象、という業者も存在します。USD/JPY・EUR/JPYなどのメジャー通貨ペアが対象かどうかを必ず確認してください。
スワップをゼロにする代わりに、スプレッド(売買手数料)を広げて実質的に回収している業者があります。MT5の「仕様」でスワップがゼロになっているか・スプレッドが通常口座と同等かを確認してください。
そもそもEAが動く環境かどうかも重要です。スワップフリー対応でも、EA禁止・ロット制限があれば意味がありません。
上記4つの条件をすべて満たす業者として、管理人が実際に使っているのがExnessです。
- ✓スワップポイントは翌日持ち越しで発生する金利調整額。マイナス方向だと保有期間中ずっとコストが積み上がる。
- ✓EAはロジック通りに保有し続けるため、マイナススワップによる見えないコスト増加が裁量より深刻になりやすい。
- ✓スワップフリーは持ち越しコストをゼロにする仕組み。EA運用のコスト構造をシンプルにできる。
- ✓業者選びでは「申請不要か・対象銘柄が広いか・スプレッド拡大がないか・EA制限がないか」の4点を確認。
- ✓管理人が使うExnessはこれらを全て満たす。申請不要・全口座タイプ自動適用・追加コストなし。
